ハンコンは、コントローラグッズの中でも少々特殊な製品となります。
購入する上では、いくつか注意しなければならない点、下準備が必要な点があります。
本記事では、ハンコンを購入する前に覚えておきたい注意点を解説。
ハンコンの注意点1.「設置スペース」の問題
ハンコンを使う場合、テレビ・モニターから、約50~1m離れた位置にハンコン本体を設置する必要がある。
その後方に座るイスやシートを用意するイメージ。
【ハンコンの設置イメージ】
離す距離はテレビのサイズにもよるが、概ね目安は50㎝~1m。
極端に近かったり、遠かったりすると、快適なプレイができなくなる。
したがって、ご自身の部屋にこのスペースを確保しなければならない。
必要に応じてテレビの位置やソファの位置を変える必要もある。
ハンコンの注意点2:「騒音」の問題
ハンコンは、ややうるさい騒音や振動が出る製品となる。
【ハンコンの出す騒音や振動の例】
・ハンドルの内臓モーターの駆動音(ウィーンウィーンと響く)
・ハンドルの「振動機能」による振動音(ガタガタガタと響き、周囲のモノもやや揺れる)
・Hパターンシフトチェンジ時の作動音(カチャカチャとした音)
など
派手な切り返し操作や、ダート路面など振動の大きいコースをプレイすると、その分騒音はうるさくなる。
耳をふさぐような騒音ではないが、ウィーンウィーン、ガチャガチャの機会音が隣の部屋程度までは聞こえてしまうレベル。(特に壁が薄い場合)。
よって、「マンション」や「集合住宅」の場合は騒音や振動の配慮を考える必要あり。
対処法としては、次の通り。
【ハンコンの騒音・振動対策方法例】
・部屋の中央、もしくは奥の部屋でハンコンをプレイする
・最新の『ロジクールG29』など、騒音が抑えられた機種を購入する
・壁や床に防音加工をする
・夜間などの迷惑になる時間帯のプレイは避ける
ハンコンの注意点3:出し入れ・収納に難あり
ハンコンは、見た目の通り手軽に使えるコントローラではなく、出し入れ・収納が厄介である。
①本体重量が2~3kgと、重い。
②アクセルブレーキペダル、シフトレバーなどが別にあるため、毎回の接続や設置が面倒。
③出し入れすると、前回と同じポジションに設置する微調整が必要。(かといって中途半端に設置すると前回プレイした時と比べ違和感が出る。)
④ハンコンの箱は大きく、収納するとしてもクローゼットやタンスのスペースを圧迫する。
このため、ハンコンは毎回遊び終わったら収納するのではなく、できれば常時出したままにしておきたい製品。
部屋を片付けハンコン用の空きスペースを作り、常時出したままにしておくとストレスがない。
もしくは、折り畳み式で収納に便利な「ハンコンスタンド」を購入するのも手。折り畳み式のハンコンスタンドであれば、すぐに小さく纏められ、ポジションもすぐに前回と同じ状態にできるため便利である。
↓こういった小さく折り畳めるハンコンスタンドがいくつか販売されている。
まとめ
このようにハンコンには、スペースや騒音などの問題が付き纏います。
それらの面を事前に対策した上でハンコンを購入すれば、後々起こる不満やトラブルを減らすことができます。